当社の御本殿の屋根は檜皮葺で、前回の昭和44年の屋根葺替えから約50年が経過し、かなり傷みが激しくなっています。
檜皮屋根の耐用年数が40年から45年程度と言われていますので、今回の境内整備事業で屋根の葺替えをすることになっています。
しかし、現状と同じ檜皮での葺替えは、経費もかかる上、常に火災の心配がつきまとい、また耐用年数も短いという不安がありました。
そこで、整備事業実行委員会で議論した結果、銅板による葺替えが決定いたしました。
銅板は葺替えの経費が檜皮に比べるとお安く、火の粉等による火災の心配も少ない上、耐用年数も60年以上となっています。
現在の本殿の姿からは雰囲気がガラリと変わってしまいますが、数十年経過して銅板に緑青がかかってくるのを想像すると楽しみです。
葺き替えに使用する銅板は1枚が(115cm×10cm)の大きさで、約800枚程度必要とのことです。
葺き替え工事は令和2年1月20日頃からスタートしますが、令和二年元旦から1月15日までの間、屋根材として使用する銅板の寄進を受付することとなりました。
受付するのは約300枚程度で、1枚につき奉賛金3,000円の初穂料を納めて頂きますと、銅板の裏面に神様へのお願い事やお名前など自由にカラフルに記入して頂けます。
なお、すでに境内整備事業に御奉賛頂いております個人様と企業様のお名前は宮司が銅板に記載させて頂きました。
詳しくは当ホームページのトップページに記載しております。
皆様のお名前や神様へのお願い事をしたためた銅板が、永く御本殿の屋根に上がることになりますので、この機会にぜひ御奉賛を賜りますようお願いします。
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